安倍首相が麻生財務相らに法人税の実効税率の引き下げを検討するよう指示したことを受け、公明党の山口代表は法人税の実効税率引き下げに慎重な考えを示した。

　山口代表「法人税の実効税率の引き下げは重要な課題ではあるが、むしろ中期的な展望の中で効果的なタイミングをはかるべきだと申し上げてきた」

　さらに、山口代表は「消費税率を８％に引き上げる段階で、法人税の実効税率引き下げをただちに行うかはこれまで議論になってこなかったので、与党には慎重な意見が強いと思う」と指摘した。