３日に都内で行われる日米の外務・防衛担当閣僚による２＋２協議について、菅官房長官は２日午前の会見で、「沖縄の負担軽減を図るようしっかり進めていきたい」と述べた。

　菅官房長官「在日米軍の抑止力を維持しながら、沖縄の負担軽減を図るよう、米側と協力して全力で取り組むのが我が国の立場であるから、この２＋２で議論してしっかり進めていきたい」

　また、アメリカ海兵隊のグアム移転については「移転事業全体の進ちょくに影響が出ないよう日米でしっかり協力したい」と述べた。

　２＋２協議では今後の防衛協力や、在日米軍再編などについて話し合われる。日米両政府は、有事などの際に自衛隊とアメリカ軍の役割分担を定めた日米防衛協力の指針（＝ガイドライン）を再び改定する作業に入ることで正式に合意し、来年末までに作業を終える方針。