×

普天間のオスプレイ、日米共同訓練に初参加

2013年10月16日 16:22
普天間のオスプレイ、日米共同訓練に初参加

 沖縄の普天間基地に配備されている新型輸送機・MV22オスプレイが、滋賀県で行われている陸上自衛隊とアメリカ軍の共同訓練に初めて参加した。

 今回の訓練は共同作戦での日米の連携強化が目的で、オスプレイ2機に分乗した日米の隊員が、想定した敵陣の後方に降り立ち、前線部隊と挟み撃ちにするというシナリオで行われた。

 オスプレイが日本でこうした訓練に参加するのは初めてで、日米両政府は、沖縄の基地負担軽減のため、オスプレイの訓練を沖縄以外の場所で行う、いわゆる「訓練移転」の第1号としている。

 ただ、今回、参加したのは普天間に24機あるオスプレイのうち2機だけで、負担軽減としては限定的と言わざるを得ず、沖縄からも「不十分だ」との声が出ている。