園遊会の場で天皇陛下に手紙を手渡した問題を巡り、山本太郎参議院議員が５日、自ら議員辞職はしない考えを示した。

　この問題で参議院の議院運営委員会は５日、先週に引き続き理事会を開き、山本議員本人から改めて意見を聞くことを決めた。午後５時過ぎから行われた岩城委員長らの聴取に対し、山本議員は、自ら議員辞職はしない考えを示した。

　山本議員「僕が言った言葉は、『自分自身で職を辞することはない』。陛下のご宸襟（心）を悩ませることになってしまった。そのことに対して猛省する必要があると思います」

　参議院の議院運営委員会は、６日の理事会で再び対応を協議する予定で、今週８日までに結論を出す考え。