春の園遊会に1800人 赤崎教授ら出席
21日午後、東京都港区の赤坂御苑で春の園遊会が開かれ、ノーベル物理学賞受賞者らが招かれた。
天皇皇后両陛下主催の春の園遊会には、名城大学大学院・赤崎勇終身教授ら去年のノーベル物理学賞受賞者3人のほか、小惑星探査機「はやぶさ2」の計画責任者、東日本大震災被災から全面復旧した三陸鉄道の社長など約1800人が招かれた。
天皇陛下「はやぶさ1というのですか、一時危険停止しました」
JAXAはやぶさ2前プロジェクトマネジャー・國中均氏「はい。大変ご心配おかけして、申し訳ありませんでした」「はやぶさ2も去年打ち上げさせていただいて、順調に運用させていただいています」
天皇陛下「どうぞこれからもよろしくね」
國中氏「JAXA一同頑張りますので、よろしくお願いいたします」
天皇陛下「大災害の時は大変でしたでしょう」
三陸鉄道・望月正彦社長「おかげさまで全国の多くの皆様からご支援頂戴しまして、昨年4月6日に全線で運行再開できました。本当にありがとうございました」
皇后陛下「あの時は、大勢の人を誘導してくださって」
望月氏「はい、ありがとうございます」
宮内庁は、去年の秋から両陛下の年齢を考慮し歩かれるコースを短縮していて、今回も従来の6割程度の長さとした。両陛下は例年より20分ほど短い約1時間をかけて、一人一人に声をかけられていた。