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フィリピン支援、自衛隊員約1180人に

2013年11月15日 21:38
フィリピン支援、自衛隊員約1180人に

 台風で甚大な被害を受けたフィリピンでの支援活動のため、小野寺防衛相は15日夕方、派遣する自衛隊員を約1180人に増員する行動命令を出した。国際緊急援助隊としては過去最大となる。

 防衛省は、派遣隊員を先遣隊の50人から約1180人に増員する他、“空母型”護衛艦「いせ」、輸送艦「おおすみ」などの大型艦艇3隻や輸送機などを派遣して、被災地での医療活動に加え、防疫活動や被災者や物資の輸送活動などを行う予定。国際緊急援助隊として自衛隊員約1180人の派遣は過去最大となる。護衛艦など3隻は18日に広島県の呉基地を出発し、早ければ22日頃にフィリピンに到着する予定。

 防衛省では、すでに医療チームなどの先遣隊を現地に派遣していて、特に被害が深刻なレイテ島のタクロバンで医療活動を始めている。