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ネパール首都で自衛隊「医療活動」が本格化

2015年5月4日 17:30
ネパール首都で自衛隊「医療活動」が本格化

 ネパールの大地震は発生から10日目となり、死者は7200人を超えた。首都・カトマンズでは自衛隊が医療活動を本格化させている。

 自衛隊の医療チームは4日、カトマンズ市内中心部で仮設の診療所を開設した。被災地では地震によるケガ人が病院に殺到し、新たな診察が困難になっている病院もあり、自衛隊は政府の要請を受けて医療活動を進めている。

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 一方、ネパール政府は地震による死者1人に対し、10万ルピー(約12万円)の見舞金を遺族に支払うと発表した。支援の滞りが指摘される中、政府としては積極的な取り組み姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。