×

石破幹事長、“辺野古移設”受け入れを要請

2013年11月18日 18:04
石破幹事長、“辺野古移設”受け入れを要請

 自民党の石破幹事長は18日、沖縄の普天間基地移設問題をめぐり、県外移設を主張する自民党沖縄県連の幹部と会談し、辺野古への移設を受け入れるよう要請した。これに対し県連側は、今月中に結論を出したいとの考えを示すにとどまった。

 会談の中で石破幹事長は、「日米合意を推進したい。県連が要望している県外移設を進めると、普天間基地の固定化がほぼ確実になる」と述べ、普天間基地の県外移設を主張する県連に対し、辺野古への移設を容認するよう求めた。これに対し、県連の翁長会長は、その場での返答を避けた。

 翁長会長「県連側が進めている県外移設については、限りなく固定化が近づいていると言われると、そこはそうじゃないのではないかという思いはあるが、そういう問題も含めて党内議論は進めていかないといけない」

 翁長会長は、県連として県外移設の主張を見直すか、今月中に結論を出したい、との考えを示した。