宮崎駿氏“辺野古基金”共同代表に
アメリカ軍普天間基地の辺野古移設に反対する運動を支援する「辺野古基金」の設立総会が開かれ、アニメ映画監督の宮崎駿さんらが共同代表に正式に就任した。
「辺野古基金」は、辺野古移設に反対する沖縄の経済人らが先月、設立したもので、すでに沖縄県内外から1億8500万円余りの寄付が寄せられている。13日に那覇市で開かれた設立総会で、共同代表として、アニメ映画監督の宮崎駿さんやジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが正式に就任した。沖縄県の翁長知事も来賓として出席し、基金と力を合わせて辺野古移設を阻止すると訴えた。
来年春までに3億5000万円を集める目標で、その使いみちは今後、基金の運営委員会で決定されるが、日米の新聞への意見広告やアメリカ議会へのロビー活動などが検討されている。