日朝非公式協議、一定の意味あった~菅長官
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3日、中国で日本と北朝鮮の赤十字会談が行われた合間に両国の政府当局者による非公式協議が行われたことについて、菅官房長官は会見で、「一定の意味があった」と評価した。
菅長官「真摯(しんし)で率直で、また建設的な形で意見交換をすることができたと。そういう報告を受けていますので、一定の意味があったと思う」
協議について、菅長官は「日朝間の様々な問題や課題について日本の問題意識を伝えることができた」と述べた上で、「こうしたことをきっかけに拉致問題を何としても進めていきたい」と強調した。
ところで菅長官は、来月1日の閣議と閣僚懇談会から議事録を作成し、公表する考えを明らかにした。公表の狙いについては「透明性の向上や情報公開、国民への説明責任という観点で望ましい」と説明した。閣議の議事録、作成や公開は現在の内閣制度が始まって以来、初めてのこと。