来月から公表されることになった閣議や閣僚懇談会の議事録について、菅官房長官は４日、会見で、一部公表されない内容もあるとの認識を示した。

　「全て公開という形には、私はならないだろうと思います」－菅長官は会見で、個人情報や国の安全が害される恐れがある情報などの例外を除き、「基本的には公開する」と強調した。また、菅長官は公表の仕方について「首相官邸のホームページに掲載することを想定している」と説明した。

　一方、国家安全保障会議やその他の関係閣僚による会議の議事録については、「どのような対応をすべきか、いま検討している」と述べた。