来月行われる民主党の代表選挙で、前原元代表が立候補を見送る一方、岡田代表代行は２５日夕方、正式に立候補を表明する事にしている。

　「私は最後まで戦い抜いて勝ちたいと思っておりますので、お力を貸していただけますよう、よろしくお願い申し上げます」－すでに立候補の意思を表明している細野元幹事長は２５日昼の会合で、代表選への意気込みを改めて語った。細野氏はこれに先立ち、前原元代表と会談した。自らへの支持を求めたとみられる。

　一方の前原氏は２５日、記者団に対し、今回の代表選への立候補を見送る考えを表明した。代表選で誰を支持するかについては「候補者が出そろってから決めたい」と述べるにとどまった。

　こうした中、岡田代表代行は２５日夕方に会見を開き、立候補する考えを正式に表明する。岡田氏は「政権交代ができる政治を作りあげていかなければならない」などと意気込みを語る事にしている。