政党助成法に基づき、今年の政党交付金の受け取りを届け出た政党の名前を総務省が１９日、明らかにした。

　政党交付金は国民１人あたり２５０円、総額約３２０億円を選挙で獲得した票の数と国会での議席割合をもとに分配するもの。総務省によれば、届け出期限である今月１６日までに届け出た政党は１０の政党で、政党交付金制度に反対する共産党は今回も届け出なかった。

　今年１年の交付金を日本テレビが試算したところ、おおよその額で自民党は去年より１３億円多い１７０億円、民主党は１０億円多い７７億円、公明党は４億円多い３０億円だった。また、維新の党は２６億６０００万円、次世代の党は５億６０００万円、社民党は４億７０００万円、生活の党と山本太郎となかまたちは３億３０００万円、日本を元気にする会は１億２０００万円、新党改革は１億円、太陽の党は９０００万円となっている。