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「粛々と進める」野党が追及 普天間移設

2015年4月9日 16:05
「粛々と進める」野党が追及 普天間移設

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設をめぐり、安倍首相が移設を「粛々と進めている」と発言したことについて、沖縄出身の野党議員が9日、追及した。

 維新の党・儀間光男議員「『粛々』という言葉の語源、意味をとってみたら、『雑音に耳を貸すことなく』ってあるんですよ。そうなると、沖縄の声は雑音になってしまったと」

 安倍首相「やめてもらいたいということであれば、これはあえて私も使う必要はないと」

 参議院の予算委員会では総額96兆円余りに上る2015年度予算案の審議が行われ、委員会に引き続き9日夕方には参議院本会議で採決され、与党などの賛成多数で可決、成立する見通し。予算案の成立が年度をまたぐのは2年ぶり。