安倍首相 神戸で大震災の資料館訪問
今年は阪神・淡路大震災から20年。安倍首相は16日、大震災の資料館を訪れ、「当時の経験を今後の対策に生かしていきたい」などと語った。
安倍首相は、震災当時の市街地の様子を再現したジオラマを見学したほか、震災の体験を伝える「語り部」の人たちと意見交換を行った。
安倍首相「阪神・淡路大震災の教訓を、東日本大震災の際、どれぐらい生かすことができたか。2つの大きな災害を経験したので、しっかりとそうしたものを生かしていきたい」
その後、安倍首相は、世界遺産となっている高野山を訪れた。高野山は今年開創1200年を迎え、外国からも多くの観光客が訪れている。安倍首相は記者団に対し、「観光立国となるためのアクションプログラムを作成するよう、関係大臣に指示をしたい」と語った。