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岸田首相「全国行脚」スタート 原点の「聞く力」前面に出す狙いは?

2023年7月21日 20:29

岸田首相が少子化対策など重点政策について国民と直接、意見交換を行う全国行脚を21日からスタートしました。岸田首相の原点である「聞く力」を前面に出す狙いは、どこにあるのでしょうか。

    ◇◇◇◇

岸田首相が視察したのは栃木・足利市で障害者の自立支援に取り組む施設です。隣接するぶどう畑では、知的障害のある人たちがワイン作りに使うぶどうを育てていて、岸田首相は作業の様子を視察しました。

岸田首相
「政権発足の原点の姿勢、これを大事にしていくためにも、積極的に様々な声や現場の声を聞かせていただこう。こういったことで全国視察をこの夏、特に力を入れよう」

岸田首相はこの夏、重点政策をめぐって「全国行脚」をスタートさせ、今回が1回目となります。政権が力を入れる「少子化対策」「認知症対策」「デジタル」分野などで現場で意見交換をする予定です。

岸田内閣が掲げる、すべての人が社会に参画する「包摂的な社会」実現に向け政策作りに生かしたい考えです。

「全国行脚」の狙いについて、ある政府関係者は「ただ聞くだけ行くだけにはしない。政策に反映させるため現場の意見を聞くことが重要だ」と話しています。

マイナンバーカードのトラブルが相次ぐなどして支持率低下が続く中、岸田首相の原点である「聞く力」を前面に出し、政権浮揚につなげたい考えです。

この夏は全国を回って現場の声を聞くとしている岸田首相ですが、実効性のある政策を打ち出して「実りの秋」につなげられるのか。手腕が問われます。