参議院の与野党各党は、安全保障関連法案を審議する特別委員会を設置することで合意した。特別委員会は早ければ２４日にも設置され、来週から審議がスタートする見通し。

　自民党の吉田参院国対委員長と民主党の榛葉参院国対委員長は２２日、国会内で会談し、安全保障関連法案を審議する特別委員会について委員数を４５人とすることなどで合意した。その後に開かれた野党国対委員長会談で、野党各党も了承したという。

　特別委員会は早ければ２４日の参議院本会議で設置され、来週から審議がスタートする見通し。

　与野党各党は特別委員会の冒頭２日間は安倍首相も出席して質疑を行うことで合意し、論戦の舞台はいよいよ参議院に移る。