２４日午前、自民党と民主党の国会対策委員長が会談し、国会会期の大幅延長に民主党などが反発してストップしている国会審議について協議した。審議は再開される見通し。

　会談で自民党の佐藤国対委員長は、２６日に安倍首相が出席して安全保障関連法案を審議する特別委員会を開くことなどを提案した。これに対し、民主党の高木国対委員長は、「しっかり審議をして法案の問題点を浮き彫りにし、国民にわかるように説明しないといけない」などと前向きな考えを示した。

　高木国対委員長「（会期が）かなり延びましたから、いけいけどんどんではなくて、特に現場の意向を尊重してほしいということを申し上げておきました」

　２４日午後２時から行われる与野党各党の国対委員長会談で審議の再開が決まる見通し。