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“うるう秒”で来年の元日は1秒長い

2016年7月8日 18:38

 「来年の元日はいつもより1秒長くなる」と総務省と情報通信研究機構が8日発表した。

 これは地球の自転による時刻「天文時」と原子時計による時刻「国際原子時」との「ずれ」を解消するため数年に一度「うるう秒」を加えて調整するもの。

 フランス・パリにある、地球の回転を観測する国際機関「国際地球回転・基準系事業」の決定を受け、日本標準時を所管する総務省と情報通信技術機構が「うるう秒」を加える。

 日本時間では、来年1月1日の午前8時59分59秒の後に「8時59分60秒」を加えるという。「うるう秒」が加えられるのは去年7月1日以来のことで通算27回目となる。