衆院 「0増6減」区割り見直し案を勧告
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一票の格差を是正するための衆議院小選挙区の区割りの見直しを検討してきた政府の「選挙区画定審議会」は19日、安倍首相に対し6つの県で小選挙区を1つずつ減らすなどの区割りの見直し案を勧告した。
審議会は19日、一票の格差を2倍未満に収めるため衆議院小選挙区の区割りを見直す案を安倍首相に勧告した。具体的には青森、岩手、三重、奈良、熊本、鹿児島の6つの県で小選挙区が1つずつ減るのに加え、北海道、東京都、大阪府など計19の都道府県の97の選挙区で区割りを見直す内容。
また、今回の見直し案では、同じ市や区、町でも別々の選挙区に分割されるのが17増えて、105となる。この見直し案で、一票の格差は2020年に想定される人口で最大1.999倍に収まるとしている。
政府・与党は勧告の内容を反映させた公職選挙法改正案を速やかに国会に提出し、成立させたい考え。