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女性問題で政務官辞任 国会審議に影響も

2017年4月20日 12:20
女性問題で政務官辞任 国会審議に影響も

 自民党の中川俊直衆議院議員が、女性問題を巡って経済産業大臣政務官を辞任したことが、国会審議にも影響を与えている。

 参議院では20日朝、経済産業委員会が行われる予定だったが、野党側は政務官辞任について中川議員本人の説明を求めている。

 野党側が中川議員本人による説明を求めているのに対して現在、自民党が対応を協議していて、経済産業委員会は開かれなかった。

 民進党・榛葉参院国対委員長「政務官の首切るんですから相当しっかり説明してもらわないとつじつまあわない。議員やめた方がいいと思いますね。自民党のためにも、国会のためにも」

 菅官房長官は会見で、「中川議員本人の責任で説明される問題だ」と述べた。

 菅官房長官「中川大臣政務官本人からですね。ご自身の政治家としての責任として説明される問題だろう。こういうふうに思います」

 また菅長官は、議員辞職の可能性について「自身で判断されることだろう」と述べた。

 こうした中、中川議員は20日、週刊誌で重婚罪にあたるほか、ストーカー登録されていると報じられていることについて、「そのような事実は一切ございません」とフェイスブックにコメントを載せた。一方、中川議員の事務所によると、今のところ記者会見などを行うつもりはないという。