「長靴業界もうかった」務台政務官が辞表
内閣府の務台政務官が辞表を提出した。去年、台風の被災地で長靴を持参せず職員におんぶさせたことに関連して「長靴業界はもうかった」などと発言したことの責任をとったもの。
務台政務官は去年、台風の被災地を視察した際、長靴を持参せず職員におんぶさせて水たまりを渡ったことに批判が集まり、陳謝していた。これに関連して務台氏は8日、自らのパーティーで「あの後、各省庁で長靴がえらく整備された」「長靴業界はもうかったのでは」などと発言し、9日に再び陳謝した。
務台政務官「非常に誤解を生んだものですから、大いに反省をしております」
その後、務台氏は発言の責任をとるとして辞表を提出した。10日の閣議で正式に認められる予定で、後任には自民党の長坂衆議院議員が起用される方向。