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“被災地でおんぶ”務台氏の辞任を閣議決定

2017年3月10日 10:26
“被災地でおんぶ”務台氏の辞任を閣議決定

 台風の被災地を視察した際に長靴を持参せず職員におんぶさせたことに関連して「長靴業界はもうかった」などと発言した内閣府の務台政務官について、政府は10日朝の閣議で辞任を決めた。

 務台政務官は自らのパーティーで「長靴がえらく整備された」「長靴業界はもうかったのでは」などと発言したことの責任を取り、9日、辞表を提出していた。

 これを受け政府は10日朝の閣議で、務台氏の辞任と、後任に自民党の長坂康正衆議院議員の起用を決めた。

 菅官房長官「国民の皆様に心からおわびを申し上げたい」

 安倍政権としては早期の事態収拾を図った形だが、山本地方創生担当相は、防災担当政務官の辞任が東日本大震災から6年を迎える3月11日の前日になったことについて「最悪のタイミングだ」と批判した。