都議選受け 民進・松原都連会長、辞任表明

民進党東京都連で会長を務める松原仁議員は3日、東京都議会議員選挙の責任をとって都連会長を辞任する考えを示した。また蓮舫代表ら執行部に対しても「自ら出処進退を考えるべき」と述べた。
都議選をめぐり民進党は事前に離党者が相次いだ上、獲得議席が選挙前の7議席を下回る5議席にとどまった。これを受けて、東京都連の松原会長は、「政権奪還を目指す政党として敗北だ。全ての責任は私にある」と述べ、都連会長を辞任する考えを表明した。さらに党執行部の責任について「誰かに責任を負わせて内部抗争することはあってはならない」としつつも次のように述べた。
民進党・松原都連会長「あえて私はその立場によって、出処進退を考える人は必要かもしれないと思っている」
蓮舫代表らに自発的な辞任を求めたものとみられる。
一方、民進党の藤末健三参議院議員は3日、憲法改正に関する党内の議論のあり方に不満を持っていたことなどから、2日、離党届を提出したと明らかにした。
藤末氏は参議院を3期務めており、去年の参議院選挙でも民進党の比例代表で選出されている。
離党後は当面、無所属で活動を続けるとのこと。