自民党の萩生田政調会長は今年6月、生稲晃子参議院議員とともにいわゆる統一教会の関連施設を訪問していたことを認めました。新たに、教団の関連団体のイベントに参加していたことも明らかにしています。

萩生田氏の事務所によりますと、参議院選挙直前の今年6月18日、八王子駅付近での街頭演説終了後、生稲氏とともに東京・八王子市内にある教団の関連施設を訪問したということです。

街頭演説の聴衆から「近くで仲間が集まっているので話を聞かせてもらえないか」と申し出があり、訪問をスタッフが調整したと聞いたということです。萩生田氏側は「突発的な日程に候補者も不慣れだったため現場にいた私も同行しました」とコメントしています。

一方、萩生田氏側は新たに、統一教会の関連団体である「世界平和女性連合」のイベントに参加していたことも明らかにしました。「地元の支援者からの紹介で、参加した。宗教色は全くなく当時はボランティア団体のイベントに出席していたという認識だった」などとコメントしています。

このイベント以外に教団や関連団体の会合に出席したことがあるかについては「調査中」と説明しています。