萩生田氏と生稲氏 参院選直前の今年6月に“統一教会”関連施設を訪問
霊感商法被害などが問題となっているいわゆる統一教会をめぐり、自民党の萩生田政調会長と生稲晃子・参議院議員が参院選直前の今年6月に教団の関連施設を、一緒に訪問していたことが分かりました。
生稲氏の事務所によりますと、生稲氏は今年6月、萩生田政調会長とともに東京・八王子市内にある教団の関連施設を訪問しました。
演説を聞いていた人から「他にも仲間が集まっているので話を聞かせてもらいたい」と依頼され、訪問した先が関連施設だったと説明しています。
生稲氏の事務所は「この件以外に関連施設へ訪問した事はありません。今後は、団体との関わりがないよう慎重に行動する」などとコメントしています。
一方、生稲氏とともに施設を訪問していた萩生田氏は現時点でコメントを出していません。
萩生田氏は2014年にも教団主催の会合に出席して挨拶をしており、萩生田氏側は「会場にうかがうまで宗教的なイベントとは知らなかった」などとコメントしていました。