山際経済再生担当大臣は10日の会見で、いわゆる統一教会の関連団体に対して金銭を支払っていたことと、セミナーに参加していたことを初めて認めました。

山際大臣はこれまで、統一教会との関係について「調査中」としてきましたが、10日、会見で初めて、過去に教団の関連団体に会費を支払っていたことを明らかにしました。

この会費は、2013年分の政治資金収支報告書に「平和大使協議会」への支出として記載されていたものです。

山際大臣は更に、2018年に関連団体のセミナーに出席していたことも明らかにしました。

ただ「私自身が旧統一教会や関連団体と関係があるわけではない」と述べ、「いずれも通常の政治活動の一環だったと認識している」と説明しています。

今後については「社会的に問題があると指摘される団体等との関係は持たないように慎重に行動していく」としています。