「スタートアップ担当大臣」を山際大臣が兼務へ
岸田総理大臣が1日、起業や新たな事業の立ち上げ、いわゆる「スタートアップ」支援を強化するため山際経済再生担当大臣に「スタートアップ担当大臣」を兼務させると指示しました。
兼務の狙いについて木原官房副長官は会見で「山際大臣に、スタートアップ政策の司令塔となってもらう。スタートアップ企業を5年で10倍に増やすため、年末に育成5カ年計画を策定する」と説明しました。
政府は1日、内閣官房に「グローバルスタートアップキャンパス構想推進室」を設置しました。海外の大学などと連携しスタートアップの形成を目指すキャンパス構想の具体化を図っていく狙いです。
さらに「海外ビジネス投資支援室」も設置しました。
木原副長官は今後、スタートアップ企業が融資を受けやすい環境作りに向け、「体制を強化する」と述べました。