民進党を離党した細野元環境相は１１日、小池東京都知事と近い若狭衆議院議員と都内で会談し、今後も新党結成を見据えて協議を継続することで一致した。

　会談で両氏は、細野氏が新党構想として掲げる憲法改正による地方自治の強化や、小池知事が推進している受動喫煙対策などについて意見交換したという。

　その上で両氏は、「新党をつくるためには、政策や政治理念の一致が必要」として、今後も協議を継続することで一致した。

　細野元環境相「お互いに腹割って話せたので、そういう意味では良かったと思います。政権交代可能な二大政党をつくりたいという思いを持っておられるんだなということはよく分かりました」

　若狭衆院議員「どのように２人の間で（政策などを）共有できるかを、今後何度にもわたって協議することになろうかと」

　また、新党をめぐって、細野氏は同じく民進党を離党した長島昭久衆議院議員らとも「個別に会って話したい」と話しており、今回の会談をきっかけに新党を模索する動きが活発化しそうだ。