岸田首相「政策をしっかりと実行していきたい」不信任案否決受け
立憲民主党が提出した岸田内閣不信任決議案は衆議院本会議で採決され、与党などの反対多数で否決されました。
岸田内閣不信任案の採決に先立ち、立憲の泉代表は岸田総理の衆議院の解散見送りを決めるまでのふるまいを厳しく批判しました。
立憲民主党・泉代表「総理の発言が、総理の含み笑いが、周囲を挑発し、自民党を混乱させ、今回の大きな解散騒動となりました。総理は自らの権限と影響力を理解していないと言わざるを得ません」
内閣不信任案を提出した理由について、泉代表は、「異常な政権運営を続けた岸田総理大臣は政権を担う資格がない」と述べ、岸田内閣に退陣を迫りました。
しかし、不信任案は自民党・公明党の与党に加え、野党の日本維新の会、国民民主党などの反対多数で否決されました。
不信任案の否決を受け、岸田総理は「こども子育て戦略」や「新しい資本主義の実行計画」などを挙げ、「こうした政策をしっかりと実行していきたい」と強調しました。