政府は安倍首相や菅官房長官らが首相官邸に集まり情報収集と対応にあたっている。安倍首相は記者団に対して「核実験を行ったのならば断じて容認できない」と強く非難した。

　一方、政府高官は「核実験であることは間違いない」と述べている。その上で「エネルギーがものすごく大きい」と話している。

　政府は北朝鮮が核実験の準備を終えていていつでも実験に踏み切る可能性があるとして警戒を続けてきた。官邸関係者は北朝鮮の核実験は今回で６回目となるが、「これまで核保有国は大体６回の実験で核兵器を完成させてきた」として、６回目の核実験は大きな節目になりかねないとして強い危機感をあらわにしていた。