ミサイル連続上空通過…PAC3を函館へ
北朝鮮の弾道ミサイルが2回連続で北海道上空を通過したことを受けて、防衛省が地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」を19日にも函館市に展開することが分かった。
北朝鮮が先月29日と今月15日に発射した中距離弾道ミサイルは、いずれも北海道の上空を通過し、太平洋に落下している。
防衛省は、北朝鮮が今後も同じルートで弾道ミサイルを発射する可能性があることから、航空自衛隊の八雲分屯基地にあるPAC3を、飛行ルートに近い陸上自衛隊の函館駐屯地に19日午前中にも移動させる方針。
全国に34基配備されているPAC3の一部はこれまでに、弾道ミサイルが上空を通過すると北朝鮮に名指しされた島根、広島、高知など4県に移動・展開している。