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希望へ合流 候補予定者の調整続くも難航か

2017年9月30日 12:18
希望へ合流 候補予定者の調整続くも難航か

 民進党の希望の党への合流をめぐり、30日も民進党の玄葉元外相と希望の党の若狭前衆議院議員による候補予定者の調整が行われている。しかし、調整は難航しているとみられる。

 玄葉氏と若狭氏の会談は29日に続き、30日も午前10時頃から行われている。

 希望の党の小池代表は、民進党の候補予定者全員を公認することを否定していて、調整は難航している。そのため民進党内には、安保関連法の廃止を目指す前議員などの間に新党の結成を模索する動きも出ている。

 また、若狭氏は30日朝、日本テレビ系列の番組で、候補者は最終的には小池代表が決めると強調した。

 希望の党・若狭勝氏「小池代表が最終的に(候補予定者を)決めるということ自体は、間違いなくその通りだと思います」

 さらに若狭氏は、「民進党の政党交付金を希望の党がもらうということは絶対にありません」と述べ、合流してくる民進党の資金には頼らないと強調した。

 一方、希望の党が、候補予定者に対して選挙に必要な供託金と党への寄付金を求めていることが明らかになった。

 寄付金は100万円から200万円で、供託金の金額は法律で定められているが、これと合わせて、比例代表候補に対しては300万円を求め、小選挙区の立候補者については追って連絡するとしている。