希望 第1次公認「50人超」来月2日発表
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希望の党への合流をめぐって民進党が混乱している。前原代表は党の会合で立候補予定者の公認問題について「一両日中に方向性を出す」と述べた。
前原代表「一両日中にしっかりとその方向性はださせていただき、そして党として一丸となってさきほど申し上げた安倍政権をとめる、安倍政権を退陣に追い込む。そして二大政党制をこの選挙でもう一度しっかりと足腰をつくりあげる」
民進党の地方の選挙責任者らが集まった会議では、合流方針への疑問が相次ぎ、「希望の党の小池代表に主導権を握られている」「民進党としての立候補を認めるべきだ」といった意見が出たという。
そして会議を途中で退席した辻元清美幹事長代行は無所属での出馬を表明した。
辻元幹事長代行「私はリベラルの力と重要性、信じています。ですから…、(希望の党に)私は行きません!」
これに先立ち、前原代表は民進党最大の支持組織・連合の神津会長と対応を協議した。
神津会長「状況が全然わからない。選別とか何とかいうことじゃなくて、できるだけみんなが行くということが、私は一番望ましいというのはずっと言い続けている」
神津会長は、安全保障関連法に対する考え方などで複数の前議員を排除する考えを示している希望の党の小池代表に対して強い不快感を示したという。
こうした中、玄葉元外相と希望の党の若狭前衆議院議員が30日も候補者の調整を行った。若狭氏は記者団に、第1次公認は50人を超え、週明け2日に発表することを明らかにした。
ただし、すでに民進党を離党した前議員と若狭氏の政治塾の塾生が中心で、これから合流する前議員については来月1日も調整が続けられるという。
民進党内には前議員の半数程度が希望の党の公認を受けられないとの見方も出ている。そのため、岡田元代表や枝野代表代行ら複数の議員が無所属での出馬や新党の立ち上げを模索している。