来日中の、アメリカのペンス副大統領は防衛省を訪問し、地上配備型迎撃ミサイルＰＡＣ３を視察したほか、小野寺防衛相と会談し、日米の連携を改めて確認した。

小野寺防衛相「わが国をとりまく安全保障環境の問題について、具体的な例を示して今の現状について、そして日本の考え方をお伝えいたしました。（ペンス氏から）日米は共にあるということが、これはこれからも一貫したスタンスであるというお話をいただきました」

会談で、小野寺防衛相は北朝鮮や中国の状況を含め、日本の安全保障環境について説明を行い、両者は今後の連携を改めて確認した。会談に先立ちペンス副大統領は、防衛省内で小野寺防衛相らの案内でＰＡＣ３を視察した。

ペンス副大統領の防衛省訪問について、防衛省幹部は「日米の強固な連携を示すのが狙いだ」と意義を強調している。