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首相“米などと連携を”関係閣僚らに指示

2018年4月14日 21:20

アメリカのトランプ大統領がイギリスとフランスと合同で、化学兵器の使用が疑われるシリアへの攻撃を行ったと発表したことを受け、安倍首相は「アメリカ、イギリス、フランスの決意を支持する」と表明した。

安倍首相「化学兵器の使用は極めて非人道的であり、我が国として断じて許すことはできません。化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとのアメリカ、イギリス、フランスの決意を日本政府としては支持いたします」

一方で、安倍首相は、誰が化学兵器を使用したのかについて明言はせず、攻撃についても、「これ以上の事態の悪化を防ぐための措置と理解している」と慎重な表現にとどめている。

官邸関係者は「様々な国との関係を考慮し、最大公約数でまとめた表現だ」と話している。

その後、安倍首相は国家安全保障会議で関係閣僚らと対応を協議し、「今後もしっかり情報分析を進め、アメリカなどともよく連携していくように」と指示した。