×

次官“セクハラ”全面否定 記者に協力依頼

2018年4月16日 16:39
次官“セクハラ”全面否定 記者に協力依頼

財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたと一部週刊誌に報じられたことを受け、財務省が発言を全面否定するコメントを発表した。

財務省が発表したコメントによると、一部週刊誌で福田次官とされる男性が女性記者に「胸触っていい?」などと発言したとされるやりとりについて、「このようなやりとりをしたことはない」「相手が不快に感じるようなセクシャル・ハラスメントに該当する発言をした認識はない」として女性記者へのセクハラ発言を全面的に否定した。

その上で、週刊誌報道は事実と異なり名誉毀損(きそん)に当たるとして、出版社を提訴する準備をしているという。

麻生財務相(参・決算委 午後2時半すぎ)「週刊誌に書いてあるだけの話で、音声が福田次官の話だけで、向こうがどういう会話でああいうことになったのか、全然わかりません」

財務省では調査を続けるとしていて、セクハラ発言を受けた女性記者がいれば、委託した外部の弁護士に連絡するよう求めている。