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野党 茂木TPP担当相の不信任決議案提出

2018年5月18日 21:56
野党 茂木TPP担当相の不信任決議案提出

日本など11か国が参加するTPP(=環太平洋経済連携協定)の関連法案の審議をめぐり、野党側は18日、茂木TPP担当相の不信任決議案を提出し、委員会採決は先送りとなった。

与党側は、TPP対策の農家支援などを盛り込んだ関連法案について、18日中の委員会採決を目指していた。しかし、立憲民主党など野党5党が茂木TPP担当相の不信任決議案を提出し、採決は先送りとなった。

立憲民主党・辻元国対委員長「TPPのような重要な法案を、たった3日間で強引に採決をする。安倍暴走列車にブレーキをかけなければならない」

これに対し、自民党の森山国会対策委員長は、「なぜ不信任に当たるのか全く理解できない」と述べ、22日の衆議院本会議で不信任決議案を否決して審議を急ぐ方針。

これに先立ち、午後の衆議院の本会議で、TPPの承認案は自民・公明の与党に加え日本維新の会などの賛成多数で可決された。協定の承認案は参議院に送付後、30日で自動的に成立するため、TPPの今国会での承認が確実となった。