カジノを含むＩＲ（＝統合型リゾート）整備法案をめぐり、野党側は、衆議院の内閣委員会での採決を阻止するため、担当する石井国土交通相の不信任決議案を提出した

カジノ整備法案をめぐっては、野党側が１２日、内閣委員長の解任決議案を提出したが、１４日、与党などの反対多数で否決された。これを受けて野党側はさらに採決を遅らせるため、石井国土交通相の不信任決議案を提出したもの。

立憲民主党・辻元国対委員長「（石井国交相の）ご答弁がまず、聞いてもちゃんと本質にお答えになっていないということ、それからさらにはこの法案そのものがやはりこれだけ問題ある」

与党側は１５日、不信任決議案を否決した上で、委員会で法案を可決、来週にも衆議院を通過させたい考え。また、与党側は法案の今国会成立をはかるためにも会期を延長する方針で、延長の幅について最終調整している。