外国人住民、約250万人に 7.5%増
今年1月1日時点の日本に住む外国人は、前の年より7.5%増と高い伸びを示し、およそ250万人となった。
総務省は住民基本台帳に基づく人口と人口動態を11日に発表した。今年1月1日時点の全国の日本人の住民は前の年より、およそ37万人減り、1億2520万9603人だった。9年連続の減少。
自治体別に見ると、タワーマンションの建設が続く東京都中央区が3年連続で人口増加率トップで、特に東京への人口集中が進んでいることがわかる。
一方、全国の外国人の住民は前の年より7.5%、およそ17万人増え、249万7656人となり、総務省によると「高い伸びを示している」という。
外国人の住民は、長崎県を除く46都道府県で増え、増加率のトップは16.6%増の熊本県、ついで鹿児島県、宮崎県の順。
総務省によると「上位3県では中国、ベトナム、フィリピンなどから企業や農家に来る技能実習生が増えている」という。