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日露2プラス2“非核化に向け連携”で一致

2018年8月1日 10:27

日本とロシアの外務・防衛閣僚協議「2プラス2」が先月31日に行われ、北朝鮮の非核化に向けて連携することで一致した。

モスクワで開催された日露の「2プラス2」では、北朝鮮問題について突っ込んだ議論が行われたということで、非核化に向けた連携強化で一致した。

河野外相「日露共通の目標である北朝鮮の非核化に向け、引き続き連携していくことで一致した」

また、拉致問題の解決についてもロシアに支持と協力を呼びかけ、理解を得たとしている。

ただ、日本が制裁継続を訴える中、ロシアのラブロフ外相は協議後に、「関係国に自制を求める」と指摘。日本が導入する地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」について、アメリカのミサイル防衛システムの一部だと懸念を示すなど、立場の違いが改めて浮き彫りになった。

一方、外相会談では、北方領土での共同経済活動の実現に向けて、16日から日本が現地調査を行うことで合意した。