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安倍首相3選に向け意欲 自民党総裁選

2018年8月11日 18:26
安倍首相3選に向け意欲 自民党総裁選

9月の自民党総裁選挙をめぐり、安倍首相は11日、第二次安倍政権が発足した6年前と「志はみじんも変わることはない」と述べ、3選に向けて意欲を示した。

安倍首相「私も6年前、総裁選挙に出た時の、あの志はみじんも変わるところがありません。しかし、その上で、この志を支える気力、体力、果たして十分であるかということを、自らに問いながら、最終的に判断をしていきたいと、こう思う次第でございます」

また、憲法9条を改正して自衛隊を明記することについて「大きな責任を持っている」と述べ、改めて決意を強調した。安倍首相は今月末にも正式に総裁選への立候補を表明する考え。

一方、10日に立候補を表明した石破元幹事長は、11日の講演で安倍首相への対抗心をあらわにした。

自民党・石破元幹事長「国会議員の7割が安倍さん支持、そのように言っています。本当に今の政策でいいんですか。今の党のあり方でいいんですか」

石破氏は、安倍首相との対決姿勢を鮮明にすることで、安倍政権への批判票を取り込みたい考え。

また、立候補を目指す野田総務省も「精いっぱいできる限り歩んでいきたい」と述べ、立候補に必要な国会議員の推薦人20人確保に全力を尽くす考えを強調した。