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石破元幹事長、安倍首相との論戦に強い意欲

2018年8月27日 0:49
石破元幹事長、安倍首相との論戦に強い意欲

安倍首相は来月の自民党総裁選挙に立候補する考えを正式に表明した。総裁選はすでに立候補を表明している石破元幹事長との一騎打ちとなる見通しで、6年ぶりの選挙戦となる。

安倍首相「あと3年、自民党総裁として、内閣総理大臣として、日本のかじ取りを担う決意であります。その決意のもと、来月の総裁選挙に出馬いたします」

安倍首相は、また、総裁選の争点については、「歴史の大きな転換点を迎える中で、日本の国づくりをどのように進めていくかが争点だろう。骨太の議論をしていきたい」と述べたが、憲法改正をはじめ個別の政策課題には言及しなかった。

石破氏が個別の政策テーマごとに討論会を行うよう求めていることに対しては、「党の選挙管理委員会が決めたルールの中で論戦すべきだろう」と述べるにとどめた。

一方、安倍首相の正式表明を受けて石破氏は、安倍首相との論戦に強い意欲を示した。

石破元幹事長「活発な議論を展開をして、自民党に対する国民の支持が高まるように、そういうような(論戦の)場がつくられることを願っています」

さらに「国民の関心の高いテーマを重点的に取り上げるべき」と述べたうえで、具体的には社会保障政策や経済政策などをあげ、「骨太の議論とは抽象論ではなくて、具体論も含めての議論だ」と強調した。