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陸自「実弾」事故“安全確保に万全期す”

2018年12月18日 17:39
陸自「実弾」事故“安全確保に万全期す”

陸上自衛隊が、滋賀県の演習場で先月、訓練中に、迫撃砲の実弾が目標を外れ、演習場の外に停車していた民間の車を破損した事故について、防衛省は人為的なミスが原因だとする調査結果を発表した。

調査結果によると、訓練中の隊員が迫撃砲に誤ったデータを入力した上、現場の指揮官らもデータ確認などの報告がないまま発射を許可するなど、安全管理を怠ったことなどが原因だとしている。

防衛省は、指揮官を停職8日とするなど、この事故に関わった19人を処分したことを明らかにした。

岩屋防衛相「このような事故が、二度と起きることがないように、安全確保に万全を今後、期してまいりたい」

また、地元自治体に対する通報が遅れたことから、防衛省は自治体との連絡体制を強化するとしている。