「防災の日」の１日、政府は安倍首相と全ての閣僚が参加して大規模な防災訓練を行った。

訓練は、午前７時ごろに東京２３区を震源とするマグニチュード７．３のいわゆる「首都直下地震」が発生したとの想定で行われた。安倍首相らは訓練のため、徒歩で首相官邸に集まった。午前８時すぎに緊急の災害対策会議を開き、大きな被害が出たという想定の千葉県の森田知事と電話で会談し、救助部隊などの派遣要請を受けた。

安倍首相「人命最優先の方針のもと、救助部隊を遅滞なく投入し、被災者の救出救助、被害の拡大防止に、政府の総力をあげて取り組んでまいります」

安倍首相はこの後、千葉県船橋市で、首都圏の９つの自治体が合同で行う防災訓練を視察した。