×

「皇位継承」当面、政権内部で検討の方針

2019年10月24日 19:20

政府は、安定的な皇位継承を確保するための制度の検討について、当面は有識者会議などを設けず、政権内部で検討を進める方針を固めた。

複数の政府関係者によると、政府は、安定的な皇位継承を確保するための制度の検討にあたり、当面は、上皇さまの退位を議論した際のような有識者会議は設けない方針。

必要に応じて学識者などから個別に意見を聞く可能性はあるが、ある官邸関係者は「意見の聞き取りをする必要もないのではないか」と述べ、これまでの議論で、すでに論点が出尽くしているとの見方を示している。

安定的な皇位継承や女性宮家の創設については、上皇さまの退位を可能にする特例法の付帯決議で、天皇陛下の即位後、速やかに検討することとされている。

ただ、政府高官は「立皇嗣の礼が終わらない限り、表だっては検討できない」と話しており、来年4月に秋篠宮さまが皇位継承第一位の「皇嗣」となられたことを披露する「立皇嗣の礼」までは、政権内部での検討に留めるものとみられる。

一緒に見られているニュース

旧安倍派の参院“裏金”議員 政倫審出席の意向

日テレNEWS NNN

0:03

0:19

インドネシア・北スマトラ州で土砂崩れ 20人死亡 AP通信

日テレNEWS NNN

0:10

5:09

三笠宮妃百合子さま「斂葬の儀」 約500人が別れ惜しむ 喪主・彬子さまも涙

日テレNEWS NNN

11月26日 21:20

0:58

石川・能登地方で震度5弱 津波の心配なし

日テレNEWS NNN

11月26日 23:00