今年１０月、火災で主要な施設が焼失した沖縄の首里城再建に向け、政府は関係閣僚会議で、平成の復元時の考え方を踏襲するなどの基本方針を決めた。

菅官房長官「首里城は沖縄のみなさんの誇りとも言える極めて重要な建造物です。首里城の復元にむけて責任をもって取り組んで参ります」

基本方針では、前回、平成の復元時の基本的な考え方を踏襲した上で、今回の火災をふまえた防災対策の強化を行うとしている。

また、木材など再建に必要な資材の調達に政府一丸となって取り組み、内閣府に沖縄の有識者も入れた技術的な検討の場をもうけ、再建の検討を進める。政府は今年度内をめどに、具体的な工程表の策定を目指す。