陸自パラシュート部隊が「降下訓練始め」
陸上自衛隊のパラシュート部隊が新年恒例の「降下訓練始め」を行った。
訓練は陸上自衛隊「第一空挺団」が毎年1月に行うもので、アメリカ軍の80人を含めおよそ700人が参加した。
中国の海洋進出を念頭に、敵に離島が奪われた想定で、奪還のためヘリコプターなどから重装備の隊員が次々と降下し、攻撃する訓練。「降下訓練始め」で島奪還を想定したものはこれで5回目。河野防衛相も11メートルの高さから跳び出しを体験した。
訓練ではアメリカ軍との共同作戦も確認され、河野防衛相は「日米同盟の絆の深さを再確認した」と述べた。