首相「指定感染症」あすから施行と表明
安倍首相は国会で新型コロナウイルスによる感染症を指定感染症とする政令の施行日を2月7日の予定から前倒して2月1日から施行とすると表明した。これにより強制的な措置も可能となる。
安倍首相「2月1日、あすより施行することといたしました。これにより、我が国に入国しようとするものが、感染症である場合には、入国を拒否いたします」
指定感染症に指定されると感染者に入院を勧告し、従わなければ強制入院などの措置も可能となる。
安倍首相は、また、中国・武漢からのチャーター機の運賃について、「政府が負担する方向で検討する」と述べた。
政府はこれまで、帰国者に対しおよそ8万円の支払いを求める方針だったが与野党から反対論が噴出していた。
一方、外務省はチャーター機の第3便は日本時間の午前7時45分に武漢を出発したと発表した。チャーター機には149人が乗っていて、午前10時40分ごろに到着する予定だという。
茂木外相は国会で湖北省に在留する日本人のうち「武漢市からすぐに帰国したいという方については、この3便で全員帰国できている」との認識を示した。