臨時国会閉幕 石破首相が会見“野党の協力得て結果出した” トランプ氏との会談「早期に」
臨時国会の閉幕を受け石破首相が記者会見を行いました。首相官邸から中継です。
少数与党としての初の国会。野党側に妥協を重ねながらもなんとか結果が出たという苦しさを石破首相は会見でこう語りました。
石破首相
「少数与党でございますので、自分たちの意見がそのまま通るわけではないということもよく承知をいたしております。100%でなくても、一歩でも前に進むことが大事であり、それが政治のあるべき姿だと」
石破首相は少数与党で臨んだ成果として補正予算の成立。さらに、政策活動費の廃止などを含む政治資金規正法の再改正などを「野党の協力を得て」結果を出した、と強調しました。
石破首相は「いいっぱなしききっぱなしではない議論をする熟議になった」と述べました。
また、企業・団体献金の扱いについては「『禁止より公開』という方針の下、今年度末、来年3月までに結論を出す」とした上で「議論を来年もっと深めていかねばならない」と強調しました。
さらに、来年1月中旬で調整しているアメリカ・トランプ次期大統領との会談については「早期に会談を行い日米同盟をさらなる高みに引き上げていきたい」と述べました。